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改装の手続き

郷里が遠いため、今後お墓を守ってくれる人が途絶えてしまう可能性や、一人っ子同士の結婚のため、奥様の実家が承継者不在になってしまうなどのさまざまな事情によって、お墓の引っ越しをお考えの方が増えています。

手続きは全てご自身で行わないといけません。

改葬には様々な手順が必要で、実施するまでに日数が必要です。 特に遠隔地の場合、記載事項などに誤りがあると、書類を何度も送ったり送ってもらったりが面倒なことが多いので気をつけてください。

たとえば、遺骨を移動させる際の法要をするために現在の墓で1日、新しい墓で1日、加えて墓石を新しく作るためには、2カ月程度の時間が必要で、これらを踏まえると、改葬予定日の3カ月程前には準備を始める必要があるでしょう。

さらには、住職や石材店の都合も考慮する必要があるので、十分な期間をみておきましょう。

一般的な手順と手続き

  1. 改葬先の墓地・霊園を決めて「受入証明書」を発行してもらう。
  2. 現在の墓地にある市区町村役場で「改葬許可申請書」をもらう。
  3. 「改葬許可申請書」に必要事項を記入し、現在の寺院・霊園管理事務所等に埋蔵(埋葬・収蔵)の証明を受ける
  4. 署名捺印済の3の「改葬許可申請書」を現在の墓地にある市町村役場に提出し、受理されると「改葬許可証」を発行される。
  5. 現在の墓地管理者に4「改葬許可証」を見せて、遺骨を取り出す。
  6. 現在の墓地をさら地にして戻す。
  7. 「改葬許可証」を改葬先の墓地管理者に提出して遺骨を埋葬する。「納骨法要」「開眼供養」「建碑法要」等を行う。
    1. ※市町村によって手続きが異なる場合がございます。